普通の人間にすらなれなかったお荷物ビジネスパーソン日記

「普通」の人間にすらなれなかったお荷物会社員の日々 / いわゆる「氷河期世代」 / 惨めに野垂れ死にたくない

「部下が全然仕事しねえ」という甘え発言をする前に管理職が考えるべきこと

 動機付けの話。とあるところで、「行動の結果自分の利益にならないという状況に追い込まれたらそりゃあ真面目に仕事なんかしなくなるよね」という発言を目にしたのだが、これは確かにその通りだと思った。

 

 私自身がまさにそういう経緯を経てきているから。まじめにやったところで無理難題を吹っ掛けられて貧乏籤を引かされて濡れ衣を着せられる。じゃあ真面目にやらず適当に逃げまわっていたほうが良かったよね、という経験()を積めば、面倒ごとに関わり合いにならないようにしよう、責任は引き受けないようにしよう、私はただ平穏無事に過ごしたいだけなんだよ!という行動を採用することに「動機づけ」されるのです。

 

 「あいつは仕事もせずにずっとサボってる!勤務時間中喫煙所に行ってばっかりで自分の席に戻ったと思ったらネットサーフィンばっかりしやがって!」とご立腹する(中間)管理職の方もいらっしゃると思います。ご立腹なさるのも良いですが、「仕事を頑張れば自分(あなたの部下のことです)は利益を得られるのか?」ということに関して一日五分でもご自身の頭でお考えになれば、(中間)管理職としてのあなたのスキルも向上するのではないでしょうか?タバコやネットサーフィンよりも面白い仕事を与える、部下をうまいことのせて仕事に対してノリノリにさせてやる、などのことを少しはお考えになってはいかがでしょうか?